児童虐待 | 爆小問題の「ヘロイン日記」

児童虐待

中田 最近はニュースを観ていても、やたら「児童虐待」ってのが目に付くよね。

大田 まあ、わからなくはないけどね。その心理も。

中田 なに言ってるんだよ! それは問題発言だろ!

大田 いやいや、だってあるじゃない。可愛い子見るとさ、ついいじめたくなっちゃうって言う。 ほっぺなんかつねっちゃってさ。

中田 それと児童虐待とは違うだろ! 児童虐待ってのはもっと残酷なんだよ! 例えば何日も食事を与えないとか、ひどい暴行を与えるとか。

大田 でも子供はタフになるぜ。そういった試練を乗り越えてさ。 みんなそういう試練を乗り越えて大人になっていくんだ。

中田 ならねぇよ!

大田 親がミルクを与えてくれないからって、自分で粉ミルク溶いて、おむつも自分で取り替えて。

中田 無理だよそんなこと!

大田 あげくの果てには自分でおっぱいだしちゃったりして。

中田 できるか!

大田 結局、親になる準備ができていない子供が、その資格もないまま親になってしまうということがその原因なんだよな。

中田 いきなり正論かよ! まあ、その通りだとは思うけどさ。

大田 親自身がまだ子供なんだよ。

中田 まあね。

大田 というか、親自身がまだ赤ちゃんなんだよ。

中田 なるほど。

大田 赤ちゃんのお母さんがお母さん赤ちゃんで、赤ちゃんのお父さんはお父さん赤ちゃん。お母さん赤ちゃんのお母さんはお婆ちゃん赤ちゃんだから、その子供はお婆ちゃん赤ちゃんの赤ちゃんで、そのまた子供は孫。

中田 わけわかんねーよ! しかも孫ってそのまんまじゃねーか!

大田 だったらなんて言うんだよ! 孫赤ちゃんかよ! そしたらそれはその赤ちゃんの孫って意味になっちまうじゃねーか!

中田 なに逆切れしてんだよ!

大田 バブー。

中田 なんだよそのボケ! 「児童虐待」ってのは今、ものすごく大きな社会問題になっているんだ。 本当は虐待を繰り返している親自身も悩んでいて、自分でも虐待をやめたいんだけどやめられないと。そういう葛藤もあるんだ。

大田 やめたいのにやめられない。

中田 そうだよ。そうやって真剣に悩んで、親自らが児童相談所に相談に来るっていうケースもたくさんあるんだ。

大田 そういう親には本物の赤ちゃんの代わりに、プラスティックでできた人形の赤ちゃんを渡せばいいんじゃない? 本当の赤ちゃんを虐待する代わりにこの人形を虐待しなさいって。

中田 そんな簡単にいくもんかね。

大田 「私はこれで、虐待をやめました」って。

中田 それが言いたかっただけだろ! 禁煙するのとはわけが違うんだよ!

大田 じゃあダイエットみたいな感覚かな? ようは自分を抑制できるかどうかって話だろ。

中田 …そうかもしれないけど。

大田 意思の問題なんだよ。

中田 まあね、わからなくもないけど。

大田 夜九時を過ぎたら虐待しない。

中田 過ぎなくなって駄目だよ!

大田 やめたい人は殺りなさい。

中田 いいかんげんにしろ!

大田 でも聞くところによるとさ、虐待を繰り返す親ってのは、自分も子供のころに虐待を受けていたって経験があるらしいな。

中田 そうらしいね。暴力は繰り返されるってわけだね。

大田 現在虐待を受けている子供の親も子供のころに虐待をされていて、その虐待されていた親の親も子供のころに虐待を受けていた。つまり虐待を受けていた子供が現在虐待を受けている子供の親で、その虐待を受けていた子供の子供は孫。

中田 わけわかんねーよ! さっきと一緒じゃねーか!

大田 そうやってボケは繰り返されるってわけだね。

中田 もういいよ!