テロ対策
中田 アメリカの同時多発テロ以来、世界中でテロ対策の強化が訴えられているね。
大田 バスや電車に乗っていても、「不審物を見かけたら…」ってアナウンスをよく聞くしね。
中田 日本では地下鉄サリン事件があったから、余計に公共機関でのテロを警戒しているんじゃない？
大田 日本にはJAROがあるから大丈夫じゃろ。
中田 それは「日本公共広告機構」！ 公共機関とは別なの！
大田 あのＣＭが一番よくわからんって苦情の電話入れたいよな。
中田 だからテロの話をしろよ！
大田 俺のテロの思い出といったら…
中田 思い出ってなんだよ、思い出って。
大田 中３のときの「修学旅行バス爆破事件」かな？
中田 そりゃ大事件じゃないか。聞いたことないよ。
大田 俺の後ろのシートに座ってた吉田がいきなり騒ぎ出したんだ。
中田 ほう。
大田 なんか異臭がするって。
中田 お前の後ろに座ってたって…なんか展開が読めるぜ。
大田 ま、それで事なき終えて無事に京都に着いたんだけどさ。
中田 まだなにも話してねーじゃねーか！
大田 １日目は清水寺に行ったんだ。
中田 普通の修学旅行の話してどうすんだよ！ バスの話はどこにいったんだよ、バスの話は！
大田 だって異臭の原因がサリンだったってオチは嫌なんだろ？
中田 マジかよ！ 単純にオナラって言うと思ってたよ！
大田 吉田が「なにか変な臭いがする」って言い始めたとたんに、みんなバタバタと倒れ始めて。
中田 本当に？
大田 次に目を覚ましたら、どこかわからない場所に連れてこられていて。
中田 「今日はみんなに殺し合いをしてもらいます」ってか？
大田 「ここが二条城です」って。
中田 またボケなしかよ！ バトル・ロワイヤルじゃねーのかよ！ 異臭騒ぎはどこにいったんだよ！
大田 バスの車内全体にサリンが充満して、それが引火しちゃってさ。
中田 サリンって可燃性だったっけ？
大田 バスガスバクサツ！
中田 それが言いたかっただけかよ！ つーか言えてねーよ！
大田 楽しかったな、修学旅行。
中田 友達ひとりもいなかったじゃねーか、お前は学生時代！
大田 でもテロは起きてからよりも、起きる前の対策のほうが大切だと思うな。
中田 いきなり正論かよ。まあテロ対策は世界中で重要視されているよね。でも個人ではどうしよもないのが現状じゃない？
大田 俺はしているぜ、テロ対策。
中田 どうやって？
大田 高いビルには登らない。
中田 それだけ？
大田 地下鉄にも乗らない。
中田 アメリカ同時多発テロと地下鉄サリン事件のことしか頭にねーのかよ！
大田 というか、人のたくさんいるところには行かない。
中田 まあ確かに安全ではあるけど、それじゃどこにも行けないじゃん。
大田 はい。一日中ずっと家で引きこもっています。
中田 なんだかな～。
大田 それでも決して安全とは言えないんだぜ。松本じゃ住宅地にサリンを撒かれたわけだし、最近じゃサイバーテロってのもあるから。
中田 サイバーテロって、インターネットを経由してコンピュータになんらかの攻撃を受けるっていうやつだね。このあいだも日本の首相官邸のホームページが異常に多いアクセスを受けて、一時サーバがダウンしてアクセス不能になったって事件があったばかりだし。
大田 俺も受けたよ、サイバーテロ。
中田 ほんとかよ。
大田 なにもしてないのに、パソコンの画面いっぱいに小っちゃなウィンドウが現れて、しかもそのぜんぶが厭らしい外国人女性の裸の画像。
中田 そりゃお前が信頼できない海外のポルノ・サイト行ったからだろ！
大田 慌てて全部、お気に入りに追加したよ。
中田 すんなよ！ もっと真面目なテロ対策の話をしてくれよ！
大田 まずは身近なテロ対策として、バスや列車内で不審物を見つけたら、直ちに通報する。
中田 まあね。
大田 異臭がしたら直ちに息を止める。
中田 う～ん、難しいけどまだましだな。
大田 なにがあっても慌てない。
中田 そうだね。確かにそれも重要かもしれない。
大田 頭にターバン巻いて、髭たくわえて、肩に自動小銃を背負っている奴がいたら、そいつは間違いなくテロリスト。
中田 当たり前だろ！
大田 頭にちょんまげ結って、高楊枝くわえて、腰に刀を持っている奴がいたら、そいつは間違いなく時代錯誤。
中田 いねーよ、そんな奴！
大田 頭にちりちりパーマあてて、ピンク色の服着て、首からカメラぶるる下げていたら、そいつは間違いなく林家ペー。
中田 もういいよ！
大田 バスや電車に乗っていても、「不審物を見かけたら…」ってアナウンスをよく聞くしね。
中田 日本では地下鉄サリン事件があったから、余計に公共機関でのテロを警戒しているんじゃない？
大田 日本にはJAROがあるから大丈夫じゃろ。
中田 それは「日本公共広告機構」！ 公共機関とは別なの！
大田 あのＣＭが一番よくわからんって苦情の電話入れたいよな。
中田 だからテロの話をしろよ！
大田 俺のテロの思い出といったら…
中田 思い出ってなんだよ、思い出って。
大田 中３のときの「修学旅行バス爆破事件」かな？
中田 そりゃ大事件じゃないか。聞いたことないよ。
大田 俺の後ろのシートに座ってた吉田がいきなり騒ぎ出したんだ。
中田 ほう。
大田 なんか異臭がするって。
中田 お前の後ろに座ってたって…なんか展開が読めるぜ。
大田 ま、それで事なき終えて無事に京都に着いたんだけどさ。
中田 まだなにも話してねーじゃねーか！
大田 １日目は清水寺に行ったんだ。
中田 普通の修学旅行の話してどうすんだよ！ バスの話はどこにいったんだよ、バスの話は！
大田 だって異臭の原因がサリンだったってオチは嫌なんだろ？
中田 マジかよ！ 単純にオナラって言うと思ってたよ！
大田 吉田が「なにか変な臭いがする」って言い始めたとたんに、みんなバタバタと倒れ始めて。
中田 本当に？
大田 次に目を覚ましたら、どこかわからない場所に連れてこられていて。
中田 「今日はみんなに殺し合いをしてもらいます」ってか？
大田 「ここが二条城です」って。
中田 またボケなしかよ！ バトル・ロワイヤルじゃねーのかよ！ 異臭騒ぎはどこにいったんだよ！
大田 バスの車内全体にサリンが充満して、それが引火しちゃってさ。
中田 サリンって可燃性だったっけ？
大田 バスガスバクサツ！
中田 それが言いたかっただけかよ！ つーか言えてねーよ！
大田 楽しかったな、修学旅行。
中田 友達ひとりもいなかったじゃねーか、お前は学生時代！
大田 でもテロは起きてからよりも、起きる前の対策のほうが大切だと思うな。
中田 いきなり正論かよ。まあテロ対策は世界中で重要視されているよね。でも個人ではどうしよもないのが現状じゃない？
大田 俺はしているぜ、テロ対策。
中田 どうやって？
大田 高いビルには登らない。
中田 それだけ？
大田 地下鉄にも乗らない。
中田 アメリカ同時多発テロと地下鉄サリン事件のことしか頭にねーのかよ！
大田 というか、人のたくさんいるところには行かない。
中田 まあ確かに安全ではあるけど、それじゃどこにも行けないじゃん。
大田 はい。一日中ずっと家で引きこもっています。
中田 なんだかな～。
大田 それでも決して安全とは言えないんだぜ。松本じゃ住宅地にサリンを撒かれたわけだし、最近じゃサイバーテロってのもあるから。
中田 サイバーテロって、インターネットを経由してコンピュータになんらかの攻撃を受けるっていうやつだね。このあいだも日本の首相官邸のホームページが異常に多いアクセスを受けて、一時サーバがダウンしてアクセス不能になったって事件があったばかりだし。
大田 俺も受けたよ、サイバーテロ。
中田 ほんとかよ。
大田 なにもしてないのに、パソコンの画面いっぱいに小っちゃなウィンドウが現れて、しかもそのぜんぶが厭らしい外国人女性の裸の画像。
中田 そりゃお前が信頼できない海外のポルノ・サイト行ったからだろ！
大田 慌てて全部、お気に入りに追加したよ。
中田 すんなよ！ もっと真面目なテロ対策の話をしてくれよ！
大田 まずは身近なテロ対策として、バスや列車内で不審物を見つけたら、直ちに通報する。
中田 まあね。
大田 異臭がしたら直ちに息を止める。
中田 う～ん、難しいけどまだましだな。
大田 なにがあっても慌てない。
中田 そうだね。確かにそれも重要かもしれない。
大田 頭にターバン巻いて、髭たくわえて、肩に自動小銃を背負っている奴がいたら、そいつは間違いなくテロリスト。
中田 当たり前だろ！
大田 頭にちょんまげ結って、高楊枝くわえて、腰に刀を持っている奴がいたら、そいつは間違いなく時代錯誤。
中田 いねーよ、そんな奴！
大田 頭にちりちりパーマあてて、ピンク色の服着て、首からカメラぶるる下げていたら、そいつは間違いなく林家ペー。
中田 もういいよ！